ネット証券評議会
ネットで証券取引をする人が急上昇している中、ネット証券会社の松井証券株式会社、イー・トレード証券会社、株どっとコム証券会社、および楽天証券会社の人気四社が中心となり平成17年8月1日に「有限責任中間法人ネット証券評議会」を設立しました。
後にオリックス証券も参加し、五社となりました。
このネット証券評議会は株式市場の活性化やネット取引の透明性向上に努める為にコンプライアンス体制の強化や、個人投資家にとって有益な情報の提供を行うことを目的としています。
ネット証券評議会の会長は松井証券の松井道夫氏です。
ネット証券評議会の主な活動としてはコンプライアンス専門部会を設置し、売買審査や本人確認等のネット証券取引上特に問題となるものについて協議し、コンプライアンス体制や水準の充実、向上を図ることを目的としています。
またネット証券評議会は有限責任中間法人となる年の4月に個人投資家に向けネットやマネー雑誌を通じて大アンケートを実施し、約1万4千名から回答を得たようです。
また毎月参加5社の市場シェア、口座数、預かり資産、信用取引残高などを公表したり、個人投資家向けにセミナーを行ったりしているようです。
ネット証券評議会は、個人投資家にとっても、ネット証券取引がよりクリアになり身近になるために有意義なものと言えるのではないでしょうか。